Satoruの日記

"仕事して寝る"だけにならないようにブログ始めました。

ホンマもんに敵うもん無しです。

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いま製作中のBMW「R75/5」というバイクなのですが、1969年〜1973年まで製造されていたバイクでして2019年現在からすると半世紀前のバイクなんです。

日本車で言うとCB750、マッハ、W1とかと同年代になるらしく、街で見かける機会なんぞそうそうありません。

ですのでネットで写真を見ながらメッキを落とす部分を決めて作業していた訳ですが、

たまたま仕事でお世話になっている方が持っていらして、

たまたま乗って来て下さいましたっ!

ジロジロ見るチャンスです!

ただ、

「プラモデル作ってるんで写真撮らせて頂いて良いですか?」の

「プラモデル作ってるんで」を

言いそびれてしまい、オーナーさまのバイクの思い出を伺いながら撮り単(そんな言葉ない?)に徹してパシパシ撮らせて頂きました。

なので当然ブログの話も言い出せなかったので残念ながら今回は写真は無しでございます。

お陰様でネットの写真では目に入っていなかった部分などを知る事が出来てとても参考になりました。

写真や資料は当然大事で役に立つのですが現物の説得力と言いますか、脳が感じる立体感と言うのでしょうか、やっぱ違いますね。

景色を観にわざわざいろんな所に旅行に行くかたの気持ちが何となくわかった気がします。

写真には写らない美しさって、やっぱありますね。

 

 

分かる人の方が少ないはなし

前回の完成品、カブのプラモが物凄く組みやすかった為か、元々の技術力、忍耐力不足のせいか、このバリだらけの昔のプラモは面倒臭すぎます。

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特にこのフレーム部分や後のハンドル周りでバイクプラモを挫折するかたも多いはず(え?ワタシだけ?)

エンジンを組み立ててフレームで挟んでリアフェンダー付けた後にハンドル周りを組もうと手で持った途端にフレームの接着が剥がれてバラバラになってそのままゴミ箱行きになるパターンだけは避けなくては!

と言う訳で今回は手順をすっ飛ばして接着します。

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バランスが悪いのでガンダムとザクで支えてしばらく放置(乾燥させます。)です。

コレの何が特別なのか、分からない人の方が圧倒的に多いと思います。

今のプラモデルって良く出来てるよね〜、って

まぁ〜そんな話です。

 

動画スゲ〜とか言ってみる。

先日アドバイスを頂いて動画を撮ってみたら見てくれた人がいつもより多かったです。

ありがたい話です。

「三日坊主克服」と「毎日何か仕事以外の事をする。」事か目的です。とか言いながら全く誰も見てくれなければ寂しいですもんね。

さて今日はコレ、ワタシ流(?)バイクプラモ製作に欠かせないポリパテの話です。(じゃあカブはどうなんだ?)

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元々は車の板金用に使われていたパテをモデラー諸先輩方が使い出して、各模型業者さんがお求めやすく、使い安い硬度にして販売してくれているものです。

一般的には外に盛り付けてカタチを変えるのに使うかたが多いのですが、ワタシはバイクプラモのタンクの内側やエンジンの内側に重りとして使います。

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そうする事で重量感が出る気がします。

・・・気がするだけかもしれませんが「気は心」とか言うじゃないですか。

使い方違います?

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なんか重量感出ません?

バイクの重量感に比べてバケツロボの軽そうな事・・・。

ん?バレました?そうなんです、作業進んでないんで過去の完成品でお茶濁してみました。

 

動画と言う手があったか・・・

昨日「プラモデル製作途中のブログて地味なだけやん。」と嘆いていると、

仕事でお世話になっている方から

「動画にすれば?」

とのメッセージを頂きました。

グチってみるもんですねぇ〜。

助けてくれるかどうかはともかく「助けて〜」って言わなきゃ、ですね。

仕事を適当に切り上げて(基本土日もお仕事してます。)、珍しいカプリコも出たし折角頂いたアドバイス、カタチにせねば!

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・・・・ブログ書くのにいつもより3倍時間掛かってるよ・・・

 

はたと気付く。

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日中暖かいを通り越して、もう暑いですよね。

雨なんか降ろうモンなら蒸し暑いし。

暑い中仕事して家に帰って接着面を整える訳です。

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砥石を定盤がわりにしてサンドペーパー置いて面出して

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接着面を整えて・・・

 

・・・。

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こんな地味なもん読んでて楽しい訳ないじゃない!

なんかちょっと考えなきゃこのままじゃこのブログ「サンドペーパー使った間違い探し」じゃないのっ!

プラモデルって・・・

途中経過が地味過ぎる・・・

 

メッキ落とし!

サラリーマンの待ち時間は少ない。

ブログとか書き出したら特に思いますね。

・・・こんな事書き出したらプラモデルの記事が書けなくなってしまうのでまた後日。

帰宅後、夕飯の準備をして借りている間に台所からキッチンハイターをちょっともらいます。

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それを3〜4倍に水で薄めて

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メッキパーツをぽいぽい放り込みます。

そして夕飯後、すっかりメッキが落ちたパーツたち。

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そしてここからが大事。

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濃いめのプールの様な匂いとパーツに着いたヌルヌルを洗剤で洗い流します。

注意するのはその時です!

時々パーツを流しちゃうんです。

・・・流しちゃって洗面台下のパイプ外したり流れてしまったパーツをパテで作ったり・・・

面倒くさいかといって適当にやっちゃわない事が大事です。

わかったか?俺。

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今回は無事全パーツ無事でした。

ブログ続けられそうです^_^;

超手強い


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最近のプラモデルは良く出来てます。

パーツにプラスチックか充填されていない。

バリだらけで処理が大変。

パーツを接着しようにも隙間だらけで合わせ面の下処理が必須。

なんて事はありません。

そんなプラモデルに慣れてしまってました・・・。

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ホイールの接着面のメッキを剥がして接着剤の溶剤が乾くまで部品を固定しておかないといけないとか
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実物の資料を集めてメッキを剥がす部品と残す部品の選別をして実際の形と違うと思った部品は加工する。
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そんなところにプラモデルの趣味性があったのではないかと感じたりします。

(とは言え、最近のプラモ雑誌に見る作例の加工や仕上げのレベルの高さと比べるとユル〜いところの話をしているんですけどね。)

ただのノスタルジーなんですけど、こういう古いプラモデルを作ると、ドラフターで引いた図面を基に職人さんが金型を掘ってたんだな〜とか、修正するのに溶接したんだな〜とかって跡を見つけたり出来るので楽しいですね。

作るほうは大変ですけど。

バリだらけだわパーツは合わんわ。

ちょっと前までコレが当たり前だったんですけどね。

なるほど世の中が良くなり過ぎるとちょっとした事に文句を言いたくなる。

・・・なんて事を思ってみたり。

そんな訳でこのキット、完成までにスゲー時間掛かりそうです。